法律Q&A · 相続・遺言
連れ子や養子は相続できますか?
ベトナム語原文からの翻訳です。相違がある場合はベトナム語原文と法令が優先します。
弁護士の確認待ちです。各規定に出典を記載し、条文が不明確な点はその旨を明記しています。
できます。適法な養子(con nuôi)は、養父母の第1順位の相続人であり、実子(con đẻ)と同等です(民法典2015 Đ.651 khoản 1 điểm a, Đ.653 BLDS 2015)。連れ子(con riêng)は常に自分の父または母の実子なので、その人から相続できます。継父(bố dượng)・継母(mẹ kế)については、双方が親子同様に世話をし、扶養し合う関係にあった場合にのみ、連れ子は相続できます(Đ.654)。
養子は何を相続できますか?
養子と養父・養母は、互いの遺産を相続できます(Đ.653 BLDS 2015)。具体的には次のとおりです。
- 養子は養父母の第1順位の相続人であり、実子と同じ取り分を受けます(Đ.651 khoản 1 điểm a, khoản 2)。
- 養子が先に亡くなった場合、養父・養母は養子の第1順位の相続人です。
- 養子は自分の実父母からの相続権も保持します。Đ.651 は実父母と養父母の両方を第1順位としているので、一人が両方から相続できます。
- 養子が養父母より先に亡くなった場合、養子の子が代襲相続(thừa kế thế vị)します(Đ.652, Đ.653)。
遺言で除外されても、未成年の養子、または労働能力のない成年の養子は、法定相続分の少なくとも3分の2を受けられます(Đ.644)。遺言の内容にかかわらず相続できる人をご覧ください。
幼い頃から育てたが登録していない場合、養子とみなされますか?
養子関係は、養子縁組を登録したときに法的に認められます。養子縁組法2010(Luật Nuôi con nuôi 2010)には、ベトナム国民同士の間で2011年1月1日より前に生じた事実上の養子関係について、条件を満たせば登録を認める特別の規定があります(Đ.50)。司法部門の広報資料によれば、この種の登録期限は2015年末まででした。
養育が登録されていない場合、育てられた人は他の相続人から異議を受けやすくなります。その場合、裁判所は個々の事件ごとに判断します。この場合、最も安全な方法は、養父母がその子に財産を残す遺言を作成することです。どのような遺言が適法ですかをご覧ください。
連れ子は実の父母から相続できますか?
できます。あなたの連れ子はあなたの実子なので、第1順位の相続人であり、他の子と同じ取り分を受けます(Đ.651 BLDS 2015)。法律は、婚内子か婚外子か、前の婚姻の子か後の婚姻の子かを区別しません。
条件は、親子関係を証明できることです。遺産分割書面の公証を受ける際、書類には被相続人と相続人の関係を証明する書類(通常は出生証明書)が必要です(公証法2024 Đ.59 khoản 2 điểm b Luật Công chứng 2024)。出生証明書に父の名前が記載されていない場合、子はまず父子関係の確定手続きを行う必要があり、DNA鑑定の結果を添えることもあります。
父が亡くなる前に懐胎され、その後生きて生まれた子も相続できます(Đ.613)。
連れ子は継父・継母から相続できますか?
親子同様に世話をし、扶養し合う関係にあった場合に限ります(Đ.654 BLDS 2015)。条件を満たせば、連れ子と継父・継母は互いの遺産を相続できます。連れ子は Đ.652 と Đ.653 に基づく代襲相続もできます。
法律は「親子同様の世話・扶養」を定義していません。紛争では、裁判所は通常、どのくらいの期間同居したか、誰が生活費や学費を出したか、病気のとき誰が世話をしたか、隣人や地方当局の証言などの事情を検討します。これを証明する書類、写真、証拠を保管しておくとよいでしょう。
そのような関係がない場合、連れ子は継父・継母から法定相続できません。相続させる遺言がある場合にのみ受け取れます。
まとめの表
| 関係 | 法定相続できますか? | 根拠 |
|---|---|---|
| 実子(婚内子・婚外子、連れ子)と実父母 | できる、第1順位 | Đ.651 |
| 登録済みの養子と養父母 | できる、双方向、第1順位 | Đ.651, 653 |
| 養子と実父母 | できる、保持される | Đ.651, 653 |
| 連れ子と継父・継母 | 親子同様に世話・扶養し合った場合はできる | Đ.654 |
| そのような関係のない連れ子と継父・継母 | できない、遺言がある場合を除く | Đ.654 |
弁護士に相談すべき場合
- 養父母が幼い頃からあなたを育てたが、養子縁組の登録をしていない。
- あなたは婚外子で、出生証明書に父の名前が記載されていない。
- 前の婚姻の子どもたちが、あなたを相続人と認めない。
- 継父または継母と長年暮らしており、扶養関係を証明する必要がある。
あわせて読む:法定相続と相続順位、遺産の受領申告の手続き。